暑い暑い...暑い!!

太陽が照りつける夏がやってきました。
今年の東京の梅雨明けは7月29日。昨年より30日遅い梅雨明けです。
ジメジメした日が終わり、とうとう夏が来るかと思っていたらいきなり暑い!
朝5:30の犬の散歩もすでに汗ダクダクで、犬たちも「長距離は勘弁です」みたいな顔をしています。
梅雨時期に、どうにも調子が悪かったエアコンが突然正常に動いたのが嬉しいを通り越してありがたく感じました。
梅雨明けをしてから熱中症での救急搬送が激増しているそうです。
今更ですが、今回は熱中症復習です。実は私は熱中症歴2回。熱中症は誰でもなるうることを忘れずに。
まず、熱中症は病名ではありません。「症」とは症状を表す言葉ですから以下の3つの総称を熱中症とまとめて呼びます。
①熱けいれん
大量に汗をかいた時、血液中の塩分濃度が低下することで起こります。
主な症状は、足や腹部などの筋肉のけいれんで、こむら返りのように痛みを伴うことがよくあります。
炎天下での長時間の仕事やスポーツ(野球、ゴルフ、サッカー、テニスなど)で、大汗をかいたあとに起こりやすい症状です。 汗をかいてとくに血液中の塩分濃度が低下すると、電解質の不足から筋肉がけいれんを起こしやすくなります。足の太ももやふくらはぎ、お腹の筋肉などが急にけいれんを起こした場合には、熱けいれんが疑われます。
熱けいれんが起きた場合は、水だけを飲むと血液中の塩分濃度がさらに低下し、症状が悪化しやスポーツドリンクや、食塩水(水500ミリリットルに対し、塩3~4グラム程度)を飲むようにしましょう。 塩分と水分を補給してしばらく休んでいれば、通常の熱けいれんなら治まります。ただし、からだが熱くなり、意識もはっきりしないような場合にはすぐに救急車を呼ぶ必要があります。
②熱疲労
汗をかくことによる脱水症状や、からだの熱を放散するために血管が拡張して血圧が低下することで起こります。
主な症状は、めまい、吐き気、頭痛、失神などです。
③ 熱射病
体温調節機能に障害を起こし、体温が急激に上昇することで起こります。主な症状は、発熱(40度くらいの高熱)と意識障害で、放っておくと非常に危険です。
熱疲労と熱射病 熱疲労の場合は、脱水症状や血圧の低下から、さまざまな症状がみられます。
なんとなく気分が悪くなって、顔も青白くなり、さらにのどの渇き、めまい、倦怠感、吐き気、頭痛、発熱などを伴うこともあります。
対処法としては、木陰など風通しのよい涼しい場所に移動し、衣類は弛め、水分を多めにとって休むようにします。熱けいれんと区別がつきにくいこともあるので、できればスポーツドリンクや食塩水を飲むほうがいいでしょう。 熱疲労の状態を放置していたり、気が付かないでいると、汗が出なくなり、体温が急激に上昇し(40度くらいになる)、熱射病に陥ります。
意識がもうろうとし、受け答えがきちんとできない、自分では動けないといった重い症状が起こります。 熱射病で倒れた場合には、すぐに救急車を呼ぶようにしましょう。
処置が遅れると生命にかかわることもあるので、救急車を待つ間も涼しい場所へ移し、からだを冷やします。洋服を脱がせ、からだに冷水を浴びせたり、冷たい濡れタオルを当て、うちわなどであおいで冷やします。
とくに首の両側、わきの下、内股の付け根をアイスパックなどで冷やすと、体温を下げるのに効果的です。
私が経験したのは熱疲労です。
当時、夜間の冷房は切って就寝しており、また夜勤を頻繁にこなしていたので、疲れもあったと思います。
目が覚めてみるとめまいが激しく、立つのがやっと・・・・でした。
暑さはしばらく続くでしょう。そして週末からは帰省の時期。
産後の方々は特に普通に見えても体は疲れていることをお忘れなく。
お子様の場合、地面から40センチから60センチがもっとも気温が熱くなるので、バギーの使用時にもお子様の様子には注意が必要です。
夏祭りに海、山、お墓まいり。
外出の機会は多くなりますので、無理をせず体に具合を聴きながら、楽しい時間をお過ごしくださいね。