笑いましょう!
東京は河津桜がチラホラと咲き始めました。
朝6時。まだ暗いものの、暖かい日は鳥たちの声も元気です。
真冬の朝と比べると、力強い声に聞こえます。季節のほんの少しの変わり目を動物たちは敏感に感じ取るのでしょうね。
今朝は明けの明星が綺麗でした。
さて、今回は笑いについて。
「笑いは健康に影響を及ぼす」そんな話を聞いたことがあると思います。
笑いにも種類がありますから、一概に全ての笑いが良いとは言えませんが。
でも日本には「笑う門には福きたる」がありますから、昔から「笑い」は良い感情のエネルギーがあることを人々は意識してきたのでしょうね。
笑いは、気分を明るくする、敵ではないことをアピールする、場を和ませることに効果があります。
私が臨床現場にいた頃、朝出勤したら上司に「鏡に向かって笑え!!」と言われました。
当時は3交代勤務で、朝方に帰宅してまた8:30に出勤なんてこともザラにありましたから、「そんなのムリ」とむくれていたことも思い出します。(←若気の至り?)
しかし、実際には笑うことは血圧をほどよくあげ、リラックス効果が認められています。
最近の海外の研究では、子供は喜びから笑うことを2歳までに学ぶのだそうです。
子供の笑いは新生児の頃は筋肉運動として発達します。その後、大人や周囲の反応に対して笑い、2歳には喜びから自発的に笑うようになります。
笑顔は顔の筋肉数個で作れるのに対して、怒った顔はその数倍の筋肉を使うと聞くと、ものぐさな私としては、疲れないほうがいい・・・なんて邪道な考えがよぎったりして・・
道で人とすれ違うときにちょっと微笑んでくれたり(外国の方が多いように感じます)するとムッとした顔よりは当然和やかな気分になりますよね。
朝、かったるかったりちょっと憂鬱だったりするときは、鏡に向かってこっそりとにっこりしてみるとちょっと違った気分が味わえるかもしれませんよ。