新生児ちゃん
4月からの新規のお客様へ、育児相談へ伺っています。
産まれたばかりの赤ちゃんは、生後1か月までに驚くほどの成長を遂げます。
まず、体重。1か月健診には生下時体重の約1キロ増加が目安です。
伺っているうちにほっぺもふっくらとしてきます。
また、親御さんが一番悩み、戸惑うのは赤ちゃんたちの発達かもしれません。
今回の赤ちゃんは、ある日、突然、おなか一杯でも泣きやまなくなり、心配した
お母様からご相談をいただきました。
言葉では通じないこの時期、あまりの大泣きになると、どこか身体の具合が悪いのでは
ないかと心配になります。
でも、今回はどこにも異常はありませんでした。
この時期の赤ちゃんは、抱っこしてほしいよ、優しくゆすってほしいよ等の要求を覚えてきます。
抱っこされているということが、気持ちが良いと理解しているんですね。
いつもと違うところに行くと、目を見開いてきょろきょろしたような感じにも見えます。
表情も増えてきます。
にこりと笑う練習も頻繁になります。
助産師になって何年経っても、何人もの赤ちゃんをみても、この時期の赤ちゃんたちの発達は最高に面白い!
反面、お母様たちの疲労はピークのようです。
日々変わる赤ちゃんと一日中二人きりでは、心配したり、家事の算段がうまくいかなかったりと
日頃のペースは乱れっぱなしです。
はらはらしながら、おっぱいは足りている?具合はわるくない?どうしてそんなに泣くの?が連続の1か月でしょう。
おかあさんたち、近くに助産師が居ますよ。
そして、お父さんもいますよ。
退院して2週間くらいしたら、たまにはお父さんに赤ちゃんを預けて(30分とか?)家の周りを一人で散歩してみましょう。
季節の変化や街並みがきっと疲れた気持ちを鎮めてくれますよ。